大阪のちょっとクセのある物件、今熱い物件はここに集まる

大阪市北区のリバーサイドにマンモスマンションありました 。時代背景に想いを馳せれる昔懐かし物件。

竹田 吉邦

2022.11.18

FLOOR PLAN

の間取り

略図により、現状を優先します。

PICTURE

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STAFF REVIEW

スタッフによるレビュー

今回はメディアにしてくれと当店のスタッフに依頼されたお部屋をご紹介。はて、こんな築古物件なんでやねんとか思いながら行ってみたらなかなかおもしろかった。

マンション名は「 中津リバーサイドコーポD棟」 

場所は大阪市北区中津2丁目 8-D

大阪メトロ御堂筋線中津駅から歩くことざっと6分

※下はお車いっぱいだったので切り抜きました。

 

とりあえずわけわからんくらいでかい市営住宅団地がいっぱい並んでました。

これが淀川側から見たとき。

こんなんが4つほど並んでます。

URよりもなぜか迫力を感じた。

 

こんな感じですが1971年(昭和46年)竣工。

割と外観はキレイだった。

ちゃんと耐震診断実施されてるんかなぁ。

 

なーんて思いながら周りをブラブラしてたら結構な人通り。リバーサイドや言うても御堂筋線まで6分でアクセスできるわけなので、無理もないか。

ちなみにD棟はこちら

駅から一番近いヤーン。

って声が聞こえてきます。

Dやのに近いヤーンてね。

 

ていうかまずなんですけど、某先生の地図アプリのこのマンション名

おもろすぎます。

『D』

って。

意志継いでるんですか?

淀川渡って海賊王にでもなる気ですか?

失礼致しました。

つい建造物『D』がツボすぎて。

自転車の数もハンパない。

そんなにみっちり詰めて置けるものなのですね。

郵便ポストも同様、かなりのマンモス感を醸し出してきます。

残念ながら宅配ボックスはありません。

さーてそれではいよいよお部屋の中に潜入していこうと思います。

あら風情あるじゃない。電気が付いていない状態でこれくらい日中明るかったらちょうどですね。奥に見えているシステムキッチン、実は近くからみるとかなりのインパクトがあります。

わーおなんやそれ

デザイナーズ特有のステンレス製のシステムキッチンではありませんか。左側の三口ガスコンロだけ見ると古さを感じますが、真ん中に目を向けると大きな天板なんとその下には食器自動洗浄機が付いております。取り忘れましたが3人前は余裕です。

 

そして、右側、シンクもかなり大きく穴あき天板もあるのでフライパンとかはこちらで乾燥させることができます。また、壁面には調理器具が吊れるようになっているので別途そういった収納を購入する必要がないです。

大容量の食器棚

なんかステンレスってコンクリート打ちっぱなしとはまた違った冷ややかな感じがあってこれはこれでいいですよね。しかも、築こそ1971年ですが、こういうのがあると締まって見えます。

キッチンから反対を見るとこんな感じでリビング・ダイニングが続きます。キッチンスペースはすぐ隣にベランダに出れるようになっているのでお料理→お洗濯と忙しいママさんにはもってこいの動線になってます。

 

あれ?

置く左壁面なに?

7個だけ穴空いてる?

違うんですねぇ~

鏡です。

その高さに7つ分離して取り付けた意味は一体なんなんでしょう。

卓越したデザインは私には分かりません。

 

普通なはずなのに、こんな内装だからか

シーリングライトさえもなんかクセを感じます。

LDK13帖、4名入居となれば少し狭いかもですが3名くらいであれば十分暮らせそうですね。ただ私が納得できないのはエアコンの位置。お料理してくれるママさんのことを考えていない配置。ただでさえ料理中は暑いですからね。

ちなみにこのお部屋、ずっと隠していたことがあります。そう、メゾネットタイプのお部屋なんですね~このLDK以外にこのフロアにはなにもありません。

 

強いて挙げるならあとは玄関くらい。

こういう階段を見ると、小さいときうえにおばけおるんちゃうかな~

なんて思ってました。お母さんにあんた上にあるもの取ってきてなんて言われたおそるおそる階段を上がり、ものを取るや否や最速ダッシュで階段を降りたものです。じゃあ幼き頃の僕の回想シーンもほどほどにしてぼちぼち階段上がりましょうか。おばけおらんかなぁ~

洋室きました~

7.5帖と結構広め。

かなりボリュームのある収納ですが、それですら少し小さく見えてしまうほどの広さ。

の洋室がまさかの2つとなり合わせなんです。間に仕切りこそるものの、合わせると15帖。家具のレイアウトを真剣に考えれば、シアタールームみたいな配置もできます。近年はアラジンも流行ってますから、買わない手はない。あとは窓のサッシ見て頂くとやはり築年数を感じます。ずっと疑問なのですがなんでリノベーション物件って窓は変えないんでしょうか。

この物件、なにかがおかしい。

なんで真っ白の内装だったのに、収納を開いたら真っ黒なんでしょうか。ギャップ萌え狙いすぎじゃないでしょうか。

 

あとシンプルツッコミをするなら上着をかけるような棒の付いた収納ないんかいってこと。確かに中の仕切り板は調節・取り外し可能で自前で用意した突っ張り棒にハンガーをかけることはできます。一つくらい事前にあってもよろしかったのではないでしょうか。

奥の洋室からのアングル。

シーリングライトぜーんぶ付いているから別で買わなくて済みますね。あとはエアコン嬉しいですね~証明もエアコンも残置物ですが、あるに越したことはないですからね。資料には残置物でエアコンが3台と記載されているのですが2台しか付いてないのはどうにかして欲しい。

リビング横にあるバルコニー広さはないです。

素晴らしいところは何といっても眺望。

梅田を一望できます。

右手にはスカイビル

てことは中央部分にあるのはヨドバシやグランフロントといったところでしょうね。物が飛んでいかないように網がされているのも考えようによっては網ナシで景色を堪能したい、そんな方には洋室側からまた別の景色を一望することができます。

こうやってみると人間もアリさんみたいですね(失礼)

でもひとつの建物でこんなにもの人がたくさん住んでいるってなんか感動しました。右側奥にチラッと見えるのが淀川です。

では最後は水回り3点セットをご紹介して本日は終わりにしたいと思います。

奥にパイプが見えているのはレトロさを感じますがこれはまたこれで味があっていいですね。掃除が大変そうですけれど。。

うーんこの、ちっさいなぁ。

でも時計回りに回してお湯や水を出すタイプではないのでギリ許せる人もいるかもですね。壁面を色味のあるものに変えてくれているのでメリハリがあっていいのですがやはり水回りはキレイさが大事ですね。私はこの換気扇が古すぎて入居NGです。オーナーさん、勝手に書いて勝手に評価してごめんなさい。

実質三面鏡?

な独立洗面台。残念なことにノズルが延びてくれるタイプではないのでご自身の手ですくってもらわないといけません。

 

いかがでしたか?

キレイなところばっかりも楽しくないので、たまにはこういうレトロだけどツッコミどころ満載なお部屋もこれからしていければなと思います。みなさんもツッコミついでにお部屋ご覧になられたい方いらっしゃいましたらぜひご連絡頂けますと幸いです。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回もお楽しみに。

 

メリット

・広い

・メゾネットタイプで他の物件と差別化

・レトロ×デザイナーズ

・御堂筋中津駅まで徒歩6

・眺望よし

 

デメリット

・やはり古い

・脱衣所がない

・奥の洋室へのアクセスが△

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株式会社エーポジション

竹田 吉邦

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